2014年12月29日月曜日

【コブラトップ RX-DT07】


アコギを録ろうシリーズはちょっと休みまして、別の話を。


先日、私にちょっと遅めのクリスマスプレゼントが届きました。


J minorさんの昔のカセットテープを取り込む話に触発されて、友人たちに「誰かラジカセとか持ってないかー」と声をかけていたんですが。

こんな良いものが!


Panasonic コブラトップRX-DT07


暮れの大掃除で、もう市役所に粗大ごみの予約電話まで済んでいたタイミングだったそうです!


ギリギリセーフ(笑)

そんなワケで、昔のテープを取り込めるようになったかと思いきや。。。

重大なことに気づいちゃいました。



あっ!!

ZOOM R24 あきらめたんだった!!


ステレオで取り込む機材を持ってねぇじゃん。。


さぁ、どうする。俺。

仕方ないので、今はカセットテープをただ聴いております(爆)


どうしよっかなぁ。。。




えーっと、訳あって、暮れのご挨拶はいたしませんが、
みなさま、今後とも、どうかよろしくです。



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2014年12月27日土曜日

【アコギを録ろう、その7オーディオI/Fで録る】

「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」で進めております「アコギを録ろう」シリーズ第7弾でございます。

これまでの色々はコチラからどうぞ。



今回は【オーディオI/Fで録る】です


オーディオI/Fといえば、近年のDAW(DTM)の必須機材でエレキギターの人たちにはポピュラーですが、我々アコギ弾きでは使っていない人も多い気がします。


第4回で使った「CAI16U」も、オーディオI/Fの一種ではありますが、アレはマイク専用アダプターみたいなもので、「ちゃんとしたオーディオI/F」ってやつは、ワタクシ持っておりません。


ということで、借りてきましたたまには自分で買えよっ!


M-AUDIOという会社の「FAST TRACK USB」という機種で、ちゃんとした一流メーカーのようですが、かなり前のモデルのようです。

現在は売っていないので今の値段は不明ですが、ネットでうろうろ調べてみたら、1万ちょっとあたりから始まって、最後は7千円くらいになったみたいですね。


 入力は2チャンネル、片方はマイク専用で、もう片方はライン/Hi-Z(第6回参照)切り替えになってます。


 なので、マイクが1本直結できて、ピックアップも1つなら直結できるタイプです。

 そういえば、ちょうど最近、練習帳のコン太郎さんがオーディオI/Fを買い換えられたようですが、その新しい方ではなくて、古い方(Focusrite iTrack Solo)と同じクラスといったところでしょうか。


それでは、いつものを録ってみましょう。

前半はダイナミックマイク直結、後半は激安ピックアップAD-20直結で録ってます。


 うん、、、
イイのはわかる(爆)

それぞれ第4回第5回よりノイズは少ないし音域も広くてイイのは分かりますが、マイク自体やピックアップ自体が同じだと劇的に変わるものではないですねぇ。

 値段ほどの差はあるかなぁ。。。


2入力なんで、ちょっと面白いこともできます。
マイクとピックアップを 同時に録って、左右に振り分けてます。


2種の音がキレイに混ざって気持ちイイです。
こういうのは、かなり好きですね。

この延長線で、パソコン上でそれぞれ別々のエフェクトをかけてからMIXなんていうDTMらしいことも、面白くできそうな気がします。


まとめ


正直言って、低予算派としては微妙(笑)
 
マイクを入れて1万円前後の予算になりますけど、手持ちのマイクとの組み合わせだったら激安のCAI16Uにして5千円以下のコースで満足しておくかな。もっと高いマイクでも持っていれば別だけど(笑)


もし買うなら、コン太郎さんと同じ結論になりそうです。

どうせなら、もうワンクラス良いもの、マイクだけで2本ラインだけで2本つながるタイプにしておきたいっていうのが、よく分かります。そういうタイプならステレオ接続もできますし、色々なつなぎ方も広がりますんで、楽しみ甲斐がありそうです。
でもそうなると、さらに少し値段が上がります(ベリンガーなら1万円くらいだけど)し、それならマイクももっと良いものにしたくなるし。。。

と、キリなくなってしまいそう。

って、ことで、しばらく遊んだらコレは返却します
ってか、借り物なのに、さんざん好き勝手言ってるな、俺(笑)



 次回は、満を持して我が家のエース機材である「ZOOM A3」を登場させて、【エフェクトかけ録り】と題してお送りする予定です。




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2014年12月23日火曜日

【アコギを録ろう、その6謎の呪文:インピーダンス】

「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」で進めております「アコギを録ろう」シリーズ第6弾でございます。

これまでの色々はコチラからどうぞ。


今回はちょっと趣向を変えまして、ちょっとお勉強です(笑)
【謎の呪文:インピーダンス】と題してお送りします。




前回(その5ピックアップで録る)に出てきた謎の言葉「インピーダンス」ですが、録音機材などを調べていると、ちょくちょく出てくる割に、どうしてもピンとこない。

なんとか少し勉強してみようと思ったわけですが、


ま、まぁ、結論から行きますと。。。。



正直、良くわかりませんでした(爆)



い、いや、各種の解説サイトから(信号の流れにくさだよ的な)文章をコピペすることは簡単ですし、一応理系なので、多少理解した「フリ」くらいなら出来るんですが、やっぱり今一つピンとこないです。


そんなわけで、素早く方針転換(爆)

理解できなくてもイイから「コレを知っておけばイイ」ってことを並べてみることにしました。



■その1、高い/低い

インピーダンスには、「高い」とか「低い」とかの序列があるようです。
グループに分けて並べてみます。

①インピーダンスが高いやつ


  • 普通のエレキギター/エレキベース
  • 普通のエフェクターの入力
  • A1-OSJやAD-20(ピエゾピックアップ)
  • M1 PassiveやレアアースSingle(マグネチックピックアップ)
  • ミキサーやオーディオI/Fの「Hi-Z」「INST」と書かれた入力



②インピーダンスが中くらいのやつ


  • 普通のエレアコ
  • M1 Activeやレアアースblend(アクティブピックアップ)
  • ラジカセとかの(赤白の)出力
  • 普通のエフェクターの出力
  • ミキサーやオーディオI/Fの普通の(標準ジャック)入力



③インピーダンスが低いやつ


  • 普通のマイク
  • DIの出力
  • ミキサーやオーディオI/Fの普通のマイク入力



といった具合に分かれてるらしいです。



■その2、繋ぐ方向と音質(これ重要!)

方向によって、繋いでもいい方向とダメな方向があるようです。

  • 基本は同じグループ同士でつなぐ。
  • 上から下(①→②→③の方向)に繋いで信号を流すと音が劣化します
  • 劣化は「低音が弱くなる」とか「音量が小さくなる」とからしいです
  • 大きく離れる(①から③直結など)ほど劣化の程度も大きくなります。
  • 逆に下から上(③→②→①の方向)に繋いで信号を流しても、この劣化は起きません




■その3、高いほどノイズに弱い

自宅録音程度なら気にする程じゃないらしいですが、ライブハウスなどのように10mとかケーブルを伸ばす時は①だとノイズに弱いので(DIで)③に変換してから長いケーブルを使います。




こんなところかな(笑)

特にピンと来づらい方向と音の劣化のとこだけ、ちょっと実験です。

一番上にいる「ピエゾピックアップ」をピエゾピックアップに対応した入力に繋いだ時と、一番下のマイク入力に繋いだときで、どんなふうに劣化するのかを分かりやすいように録ってみました。





「高い」グループのコンタクトピエゾから「低い」グループのマイク入力に直結したとき、低音が無くなって、「カリカリ」になってしまいますね。
これが、インピーダンスによる音の劣化みたいです。

た、多分(笑)



まとめ


とにかく、

出来れば同じグループでつなぐ。
異なるグループ間をつなぐなら「信号は下から上」が原則(俗に「ロー出しハイ受け」って言うらしい)

このインピーダンスの話以外にも「レベルの問題」「電源の方式」など、違うグループ間をつなぐときに問題になりがちなことは色々あるらしいんですけど、とりあえず「インピーダンス」だけについて言えば、コレだけ知ってればなんとかなりそうです(笑)

他の件は、いずれ機会があれば、やってみたいです。
ちゃ、ちゃんと理解できた頃に(爆)



ふぅ、慣れないことしたら、頭が疲れました。


えーっと、次回は、とうとう少し予算が上がりまして
【ちゃんとしたオーディオI/Fで録る】でやってみます。
まぁ、例によって借り物なんですけどね(爆)



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2014年12月20日土曜日

【アコギを録ろう、その5ピックアップで録る】


「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」で進めております「アコギを録ろう」シリーズ第5弾でございます。

これまでの色々はコチラからどうぞ。



今回は【ピックアップで録る】です


ピックアップにもピンからキリまであって、お高いやつを見ればキリ無く高いのですが、そういうものには目もくれず。

ウチでは当然ながら、激安ピックアップを責めてみたいと思います(笑)



↓コレ


はい。Adeline AD-20です。

先月、コレについて書いたときには950円で激安って言ってたのに、
今ではなんと780円!!(amazon)


さらに、エンドピンに留める耳が無いバージョンだと、
なんと、とうとう590円!!(amazon)


もう、激安も激安ですね(笑)



さて、こいつをどうやって繋ぐかってとこですが、

M1-Activeとか、レアアース・ブレンドとか、アクティブ型(プリアンプ一体式)のなら、なにも挟まずパソコンのライン入力直結が可能なところですが、コイツはそうはいきません。


インピーダンスがどうしたこうしたってことで、 対応できる機材が必要です。

大丈夫。

うちには激安に強い味方がおります。


当ブログ、アクセスNo1の頼りになる激安アイテム


コンタクトピエゾに十分対応できるハイインピーダンス入力を供えた機器では、多分一番安いでしょう(笑)


と、言うわけで、この激安コンビで、いつものヤツを録ってみます。
ふむ。。。
まぁまぁ。。(笑)

マイクと違って貼りピエゾだけのこの音、ちょっと物足りない感じがします。「ちゃんとしたマイクで録ろう」のときには、そんなふうには感じなかったのですが…

芯のある悪くない音なんですけ、なんか「深み」みたいなものを足してやりたい。。。

かと言って、ここで「ZOOM A3」を投入すると一気に予算が上がってしまうんで、なんとかお金をかけない方法はないか。

ありました。困ったときは「ソロギターのしらべ練習帳」の合言葉です(爆)

コン太郎さんのとこで、Audacityにエフェクターを追加する方法が詳しく説明されていましたんで、最大限活用させてもらいました(笑)


コーラスとプレートリバーブを追加してみました。

うん。
このくらいの雰囲気があれば、十分でしょ。
こういうエフェクトが利いた音が好きかどうかってのは、それぞれの好みと思いますが、予算以上の音は出てますね。


まとめ


激安ピックアップでも、中々の音で録れます。
ただ、パソコンでエフェクトをかけないと、ちょっと物足りないかな。


貼りピエゾ AD-20 最安590円
  ↓
プリアンプ ADI21 2780円(税別)
  ↓
パソコン(Audacityでエフェクト)


第4回のマイクを使ったパターンと違って、何本かケーブル類が必要ですが、それらを入れても4千円ほどの予算でできそうです。

自分の場合、パソコンでエフェクターをかける作業があんまり好きじゃないんで、どちらかと言えば第4回のマイクの方式を選ぶと思いますけど、音の好みによってはコッチの方がいいかも知れません。

もちろん、高いピックアップと、高いプリアンプをそろえたら、もっとイイ音になるんでしょうけど、相応の予算が必要ですしね(笑)


あっ、それから、かもさーーん。
ピックアップ編とうたっているのに。レアアースブレンドに役立つような情報が全然なくってゴメンなさい(笑)



 さて、次回ですが、今回せっかく「インピーダンス」という、どうもよくワカラン単語が出てきたので、ちょっと勉強してみたいな。

ってことで、

「謎の呪文インピーダンス」と題して何か書いてみようかなと思います。



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2014年12月14日日曜日

【狸が…】



ふむ。。。



楽器編】【機材編】と、しっかりまとめて、

楽器フェア】にまで出かけて作り上げた冬の皮算用…


ナニがアレで。。。



ネズミほどだったもので(爆)

せっかくの皮算用も、
一から考え直しでございますー!!。


あぁ、、

「買う買う度:中」はおろか、

「買う買う度:高」も風前の灯 (ToT)/~~~




「ウデに見合った低価格」路線がしばらく続きそうです(爆)



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2014年12月12日金曜日

【アコギを録ろう、その4ちゃんとしたマイクで録る】


「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」で進めております「アコギを録ろう」シリーズ第4弾でございます。

完全に『ウデ』の方(ソロギター練習)は止まっておりますが、こっちの方はジャンジャンと進んでまいります。(これまでの経過はコチラからどうぞ)


さて、今回は【ちゃんとしたマイクで録る】と題してお送りしますが、

そもそも

【ちゃんとしたマイク】ってなにさ?


といったところですが、

①コンデンサーマイク(ファンタム電源)
②ダイナミックマイク(電源不要)
③エレクトレットコンデンサーマイク(プラグインパワー)

と分類して、この①と②のことを
【ちゃんとしたマイク】と言うことにします。

ざーーーっくり言って、

三端子出力のマイク

といったところでしょうか(笑)


で、UME的には①と②で、どっちを攻めるか? ですが

②ダイナミックマイクで行くことにします。

理由は。。。。

【安いから(笑)】


い、いや、それだけじゃないんですけどね。



ダイナミックマイクの良いところを並べますと

・安い
平均的に安いです

・頑丈です
コンデンサーマイクの場合は、デリケートに扱わないと壊れやすいそうです。

・周囲雑音に強い
コンデンサーマイクだと感度が良すぎて周囲音が少ない静かな環境が必要らしいです

・音が力強い
コンデンサーマイクの方が繊細でアコギ向きらしいですが、わたし的には力強い系の音が好きなので

・電源不要
コンデンサーマイクの場合は、ファンタム電源というやつに対応した機器じゃないと繋げられません。

・ボーカル録音にも向いてる
弾き語りもやりますんで、できれば歌も録りたいんです。



と、いうことで、一般に「アコギを録るならコンデンサーマイク」と言われていますが、私にとっては「安い」以外にも色々な点でダイナミックマイクの方が合ってるみたいです。




はい。使うダイナミックマイクはこちら。
知人からの頂きものです。そんなんばっか。。(笑)

クラシックプロ製のPAか何かに付属してたマイクらしいんですが、「クラシックプロの安いマイクと同程度」だといういうことだそうです。タダで入手したものですが「1500円くらいの安いダイナミックマイク」として扱います。


さて、このダイナミックマイク。PCにつなげるには別に機材が必要なんですが、定番はマイクプリアンプを購入してPCのライン入力に繋ぐ方法があります。

マイクプリアンプを使った方法については、Kamakura GuitarJ minorさんが既にレポートされてますので、ウチでは違うところを攻めてみようと思って買ったのがこれ







オーディオインターフェースの一種ですが、どちらかと言えば「XLR接続(三端子)のマイクをUSBマイクに変える変換アダプター」という印象です。
今回はダイナミックマイクですが、ファンタム電源にも対応しているんで、将来的にコンデンサーマイクを買っても対応できます。

そして、なんと【2680円!】

安いマイクプリアンプより、さらに安いです



カチッ とはいいません(笑)




こんな風にマイクに直結して、付属のUSBケーブルでPCにつなぐだけ。
マイクケーブルや変換ケーブルどころか、一切ケーブル類の購入不要という、この手軽さがたまりません。


なんか、昔の必殺仕事人に、こんな武器が出てきたような。。。
「鍛冶屋の政(村上弘明さん)」ですね(笑)
ビームサーベルにも見えなくもないか。。。(爆)


えーっと、脱線はさておき、いつものやつを録ってみました。

当然ながらマイクスタンドもあった方がイイに決まってるんですが、価格と手軽さを優先して今回はマイクスタンドなしで録ってます。





いやぁ、、「俺には十分です」

積極的にイイ音って感じでは無いですが、「不自然さ」のない自然な感じで好きな音です。

音量が小さかったので録音ゲインを大きめしてあるので、少し「サー音」が聞こえてきますが、値段を考えればこんなもんでしょう。
欲を言えば、もうちょっと音量があれば、ですが納得できる価格です。

調子にのったので、おまけも録っちゃいました。


あの名曲のさわりだけ…


うん、採用です。

もし、もう少しお金が許して取扱いがちゃんとできるならコンデンサーマイクを選択して、もっとちゃんとしたオーディオインターフェースにすれば、当然音はそれなりに良くなっていくのだと思いますが、私のウデに見合ったのはこのくらいって感じです。

ちょっと心残りなのは、もうちょっとだけお金を出して、XENYX 302USB(約4千円)にしても面白かったかなと、ちょっと思います


まとめ


ようやく「イイ音よりも低価格、ウデに見合った低予算」のスローガンに合った組み合わせ第1号です。

安いダイナミックマイク(1500円くらい)
  ↓
CAI16U(2680円)
   ↓
パソコン(USB入力)


音は「それなり」だけど予算4千円ちょっと(税別)
接続はチョーお手軽


今後のお気楽録音の時は、この組み合わせで録って行こうと思います。





さて、次回は「激安貼りピエゾ」を登場させて、「ピックアップで録ろう」と題して書いてみる予定です。

あっ、くれぐれも「激安貼りピエゾ」ですから。
間違っても「レアアースブレンド」とかは出てきませんので、あらかじめご了承ください(笑)



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2014年12月7日日曜日

【アコギを録ろう、その3パソコンで録る】


「いい音よりも低価格、ウデに見合った低予算」でやっております「アコギを録ろう」の第3回です。

キャッチフレーズをちょいと変えました(笑)
語呂がいいかなと思って。。。

シリーズ全貌はコチラから。ってまだ3回ですが(爆)


さて、今回は「パソコンで録ろう」ってことなんですが、録音ソフトのハナシとか、動画と音声の合体ソフトのハナシとかは、アチコチにありますんで触れません。そっち関係が必要な方々は、もっとまともなブログを探し当ててください(笑)


パソコンには「マイク入力」ってやつがあるわけなので、ここに突っ込んで録るには、何はなくてもマイクが必要なわけですが、いきなり一つ目の落とし穴になっているということで、チラッと勉強してみました。


マイクの分類
おおきく、おーーきく分けると、どうも3種類になるらしいですねぇ。

値段のお高い方から

①コンデンサーマイク(ファンタム電源)
②ダイナミックマイク(電源不要)
③エレクトリックコンデンサーマイク(プラグインパワー電源)


はい、ここで①か②を選んでしまうと、


ウマく録音できない!
    ↓
しらべる(練習帳とかで質問)
    ↓
何か(マイクプリアンプとか)を追加購入


というコースが待っております(笑)

く、詳しくはKamakura Guitarに行って2013年6月頃を読んでみましょう
J minorさん、勝手にネタにしちゃいましたぁーー)


と、いうわけで、当ブログでは値段の安い③プラグインパワー式のエレクトリックコンデンサーマイクに目をつけます。


■パソコン用マイク

よくある質問サイトなら「アコギを録りたいのですがパソコン用マイクでも取れますか?」なんて質問したら、

「論外!
 ちゃんとしたマイク(①か②のこと)を買いましょう 」

と一蹴されてしまうところですが「イイ音よりも低価格」のスローガンに則って、やるだけやってみます。


 しかぁーーーし、これがまた、さらにややこしい。

「プラグインパワー マイク」で検索して出てくるものの中には、
「パソコンではご利用になれません」などと書いてあるものもあるという。。。


なんでも、この「プラグインパワー」というやつ、規格統一されていないらしいです。

業界団体、しっかりしろぃ!

って、ことなので、もう開き直って「パソコン用マイク」で探さないとダメみたいです。探してみると数百円から2千円くらいまでに結構な種類がありそうです。


幸いわが家には以前使っていたパソコンに付属していたマイク(の一部壊れたやつ)があったもんで、「これならパソコン用で間違いねぇ」と、それを使うことにしました。


元々は、卓上のアームが口元に伸びているタイプのSkypeとかに使われるマイクのアームが折れたものです。


例によって(?)
洗濯ばさみでホルダーを作って



いつものように、一向に弾けるようにならない「デイドリーム・ビリーバー」を録ってみます(練習もやれよっ、オレ…)
音量がないのでその分音量をあげたら「ブーン」ノイズが凄いです。そのノイズはAudacityのノイズカット機能で除去しました。
※ノイズカットの手順は「ソロギターのしらべ練習帳」に詳しい手順が紹介されています。



ふむ。。。

意外にイケるぞ!?

ノイズ除去前の「ブーン」はさすがに頂けないけど、iPhoneのマイクなんかより音域もそれなりにあるし(ちょっと高音がキツめかな)、環境音もほとんど入っていない。

いいんじゃないの? (ノイズカット後の)この音なら(^^♪


■ふりすくシステム(WM-61A使用)

ちなみに自慢の「ふりすくシステム」もパソコンのマイク入力に直結できる設計です。

 参考までに、こいつでも録ってみました



うん、期待どおり(爆)
いつもどおりの雰囲気の、バランスのとれた音が録れてます。
まぁ、手間がかかってますんで(笑)




まとめ


パソコンのマイク入力への直結も、意外にイケるじゃないですか。

ただし、マイクの購入には注意が必要そうです。ちゃんとつながるのを選びましょう。

数百円から二千円前後で沢山の種類が売ってますので、「イイ音のマイクに当たれば」という感じでしょうか。

くれぐれも、ハズれて次々に。。。を繰り返さないことを祈ります(爆)
そして、頑張る人は「ふりすくシステム」を。。。すすめ難い(笑)


さて、次回は、、、
ようやく、よくやく、「おすすめ」と言えるようなネタが書けそうです。
「第4回、ちゃんとしたマイクで録る」をお楽しみに(笑)



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2014年12月1日月曜日

【アコギを録ろう、その2スマホで録る】


「良い音よりも低予算」を合言葉に
アコギの録り方を色々試すシリーズです。

シリーズの全容はコチラから
って、まだ2回目だけど(爆)



その2、スマホで録ろう

家にあるもので、手軽に録れるものと言えば、
前回のデジカメ以外だと、

スマホかな。

ちなみに最新のものでなくて、アレなんですが、
私のスマホはiPhone5です

まずはとりあえず普通に自撮りで録ってみました。
テレビがついてるのは、わざとですから。
周囲音代わりです。


 
うーん、、、
音域が狭いのかな??

デジカメのときのような「サー音」は無いものの、
なんか、 ちょっと、これじゃあねぇ。。。

これだったら、デジカメの方がまだいいでしょ。
まぁ、もともと通話するためのマイクだし、仕方が無いのかな。


他にiPhoneにつながるマイクは。。。

あった!


↓これ !



iPhone付属のイヤホンにはマイクが付いてるってこと、思い出しました。
ってことで、なんと初めて付属イヤホンを箱から出しました(笑)


簡易マイクスタンドは洗濯ばさみで。。。



名づけて
「iPhoneくさり鎌録り」

 さぁ、録ってみましょう!



アカン。。。

たいして変わらんというか、
なんか、いっそう「いま1つ」というか(爆)


ぐぬぅ。

こ、このままでは、終れん。
俺にも意地というものが。。。。


ってことで、初の出費です



 
 amazonで 599円の分岐ケーブル

これで、アイツが使える・・・

そう、殿下の宝刀

自作マイク(WM-61A)

お得意の「ふりすくシステム」はiPhoneが認識しなかったのでマイク単体です。

調べてみたところ、iPhoneはプラグからマイクに電源も供給しているのですが、ふりすくシステムは「電池ボックス」なので、このiPhoneの電源を使いません。
電源が使われないと「マイクがつながっていない→内蔵マイクが有効」とiPhoneが判断するようです。(難しいことやってますねぇ)





さっ、これでどうじゃ!!
って、洗濯ばさみマイクスタンドですが。。。

さて録ってみる。




まっ、まぁ。。。
多少いいかな(爆)

周囲音は入るけど、内蔵マイクやイヤホンのマイクよりは若干イイ音で録れてる感じです。(若干だけど)

やっぱりマイクの質が利いてくるのかなぁ…
もっと良いマイクなら、あるいは十分使えるレベルで録れるかもですが、良いマイクはそれなりに値段もするので、今回のお試しはここまでにしときます(笑)
 
今回のパターンだと、分岐ケーブルと自作マイクの部品代とあわせても
だいたい千円ちょっとなので十分に低予算だけど、



正直やります? このマイク自作??

この位の音のために(爆)


と、いうわけで、今回も、また微妙です(笑)


これぞ、という録音環境は、なかなかたどり着きませんが、
第3回は、いよいよパソコン録りに突入予定です。


くれぐれも、期待はせずにお待ちください(爆)






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