2014年10月27日月曜日

【ルパン三世メドレー/ピートマックジュニア ほか】






プリアンプ検討編/ピックアップ自作編が無事に終ったところなんで、少々しつこいですが、一応改めてこの曲の話をグダグダと書いておきます。

1曲目【SUN SUN SUN '95 / ウルフルズ
2曲目【366日 / HY

ときて、2014夏ライブの3曲目(ラスト)は、この曲でした。




■選曲は…


それはこのライブから、さかのぼること1年前。
2013ライブの打ち上げで、ポロリと「ルパンいいんじゃない?」なんて話がでまして。

そのときは「ザッとコード追っかけてストロークすりゃ、なんとかなるだろう」くらいにしか思ってなくて、「いいんじゃん、ルパン。」と安請け合い。

まぁ、飲んでたし(笑)


■マイクかピックアップか


夏ライブまで半年を切ったあたりで、2013ライブの映像なんかを見てると、俺だけが座ったままってのが気になりはじめ。。

立って弾きたい
→立って弾くならピックアップ必要じゃん

となって、そこからは雪崩のようにピックアップシステムに向かって調べ始める。
まっ、その紆余曲折はコチラに長々と書いております。


■「しらべ」との出会い


どうせピックアップを付けて弾くなら、それまでの演奏上のコダワリみたいものも全部リセットして、過去のライブとは違うUMEを見せたい聞かせたい。

などと欲がでて、アレンジのお手本をアチコチさがして出会ったのが、
ご存知「ソロギターのしらべ」ルパン三世'80

コレがジャズっぽいというか、大人っぽくってカッコイイ!
ということで、アレンジの基に決めて、'78が載っているのと合わせて2冊まとめて購入して、練習開始。

難しさに何度かあきらめそうになりながらでした。。(笑)


■アレンジのキモ


なんといっても、女性二人のコーラスでしょう。

伴奏が大体できてきて、女性陣に聞かせながらアレンジを模索中

アーハッ、ウーフッ って出来ない?」
と思いついたのがきっかけ。

黒人女性コーラスみたいな雰囲気が出始めたら、あとは一気にカタチが出来ました。

リードのピアニカもとてもジャジィ(?)でイイ感じだ。

うん、大人っぽい。と自画自賛(笑)


■欲張ってメドレーに(爆)


実はメドレーに決めたのは、なんと本番2週間前(笑)

あらかたカタチが出来てきたら、欲がでまして。。。
最初は仲間に内緒で、銭形マーチ&エンディングテーマをコソ練。。

「遊びなんだけど、こんなのどう?」

とやってみると、意外に好評。
「UMEちゃん、コレ絶対やったほうがイイって!」

などと言われても、自分の歌に自信がなくて、、
慌てて猛練習(笑)


■終わってみて


他に出演したみんなや、お客さんからも、とても好評でした。
ライブを主催したメインのバンドのメンバーからは、

「UMEさんの秘密兵器(自作マイクのこと)もすばらしかったですが、何よりアレンジが良かったですよ」

と褒めちぎられちゃいました(笑)

いやぁ、、今まで腰が引けてたことに挑戦してホントよかったです。

昨年までは、ライブが終るとしばらくはギターを出さない時期が続いてたのですが、今年は違ってます。
ライブが終わった今もこうやって練習もしてますし、機材探しをしてみたり、YouTubeやブログの活動したり、さらには「練習帳」方面のみなさんという新しい知り合いが増えたりと、イイことばっかりでギター生活がいっそう充実してます。

ただ、そんなイイことばっかりの私の
唯一の問題は、、、


来年、これよりイイものが出来るかどうか、、、

大変に不安です(爆)









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2014年10月25日土曜日

【ピックアップ自作編その9(完結) 駆け込み改造】

時間を巻き戻して、別のSNSに書いてあった夏のライブに向かってのピックアップ取り付け&プリアンプ選定までの紆余曲折(?)を書き写しております。
ここまでの流れはコチラ


==7月13日(ライブ1週間前)==

あと、一週間か…

今さら不安だ。。

このアレンジでよかったか?
このギターワークでいいのか?
この機材で、このセッティングで。。。


ああー、いっそ全リセットして全部やり直したい(笑)


そんな気分の中、我慢できずに今さら最後の改造を。。。




今までは、こんな感じで。
マイク部とフリスク部の間は、ミニジャックでつないでました。




これが、、、、
ちょっと触ると

「ガリッ、ガリガリッ!!」

っと、凄いノイズが・・
普通に演奏してれば触ることはないんだけど、ライブ中にもし触ったらと思ったら、我慢できなくて、駆け込みで改造を。

基板を小さく切って、プラグの代わりにマイク側にとりつけ






ジャック部品を外したフリスクの中に両面テープで貼り付けて、配線。


ジャックのために空けた穴が大きすぎで気になるけど、仕方ない。

マイクの取替えはできなくなったけど、ガリノイズは出なくなった。

よし、これでサスガに完成だろう。

 さっ、自信もてるまで練習しよっと。。




==ここまで==

っちゅーワケで、紆余曲折したプリアンプ選びからピックアップ自作も、これで完成で、この1週間後には、無事にライブ本番を迎えることができました。

なんだかんだ苦労(?)も、迷い道もあったけど、かなり好みの音色になったし、満足しとります。

と、いうわけで、自作編完結(笑)





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2014年10月22日水曜日

【ピックアップ自作編その8 試し弾き】

時間を巻き戻して、別のSNSに書いてあった夏のライブに向かってのピックアップ取り付け&プリアンプ選定までの紆余曲折(?)を書き写しております。
ここまでの流れはコチラ


==4月25日(ライブ3ヶ月前)==

しばらく止まっているようだけど、
実は結構続いています(笑)

プリアンプもピックアップも決まったので、後は絶賛「音作り中」…

気に入るセッティングは、なかなか決まらないのだけど、いつまでもやってられないし、、、

そろそろ、このくらいでイイかなぁ。。

「昔取った杵柄」的な、髪が長い頃の長渕さんの曲から、スリーフィンガー系3パターンを試しに録ってみた

あの頃は良く練習したけどなぁ。。。



このサムピック、さすがひとつ500円!
高級なだけあって、使いやすいわぁ。。




昔から、いわゆる「サンタナ・トライアングル」ってのかな?
良くベースの人が使うこのピックが好きです。
昔はもっとキレがあったのに・・・



こういう感じのフィンガースタイルは好き。
ちょっとリズムが良くないか。。


うーーん、

なんかちょっとミニギター弾いてるみたいな音色だなぁ。。
何をいじったらよくなるんだろう。

==ここまで==


結局このあとも、ピエゾとコンデンサーマイクとのバランスとったり、トーンコントロールいじったり、エフェクターのパラメータを調整したりと、迷宮に入っちゃいました(笑)

曲の練習もあるし、音色調整ばっかりやってられないから、ある程度であきらめて本番に挑みました。

もう途中経過は分かりません(爆)


さて、このシリーズもあと一回となりました。
長かったですね(笑)



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2014年10月18日土曜日

【ワンダフル・ワールド / ウルフルズ】


例によって時間が前後してややこしいですが、今回のは最近のハナシ。


このところ、しばらく練習してた曲

ウルフルズワンダフルワールド


前々からやってみたかった多重録音にトライしてみました。







ずぅーーっと昔、路上で歌ったりしてたときはレパートリーだったのに、、、
あぁ、レベルが落ちてる。
特に歌(爆)

まっ、それはそれとして。



ひとり4役、多重録音たのしいです。



いやぁ。。。 リズムが合ってないとこが気になる。
全部自分なのに、どうして合わないんだ(爆)


ベースやエレキのパートも入ってくると、リズムパートも欲しくなりますねぇ。。
あぁ、「リズムマシン」欲しい(爆)


ボーカルの出来は、まっ、おいといて(笑)

それ以外の各パートですが、


・アコギパート(バッキング)

動画はマイク録りのですが、音の方はいつもの「ふりすく2号&A1-OSJ」です、上手くいったのを後で編集で重ねました。

弾き語りじゃないんで、淡々とした感じでストロークです。
リズムパートがいないんで、「チャッ」の音(これもストリングヒットって言う?)をしっかり入れるようにしました。
ここがリズムのキモなはずですが、やっぱ少しずれてる気が。。

 ひとり弾き語りだと、こういうズレは目立たないんだけどなぁ。。


・エレキパート

A1-OSJ→ベリンガーADI21→ZOOM A3 プリンプ2こ使い。
ベリンガーAD21の方は「エレキギター」のセッティングにして、A3はエフェクターとしてコンプとリバーブかけてます。



なんだか、フルアコっぽい音になりましたね。
こちらも動画のテイクと音のテイクは別です(笑)

前半のエレキらしいフレーズ、キマるとキモチいい!
キマるとですが。。。

後半のカッティングのとこのリズム感がよくなくて、時折遅れてるのがすっごい気になって何度も録りなおしして、これでも良く出来たほうなんです(爆)

バンドでエレキギター弾く人、偉いです(笑)



・ベースパート

普通にアコギで録ったあと、PCの方で1オクターブ下げました。

バンドスコアにあるのを、はしょりまくり。
もっと練習して、ベースランとか入れたかったなぁ。。
きまればカッコよかったのになぁ。。

難しいですよ、ベース。

ベースギター、欲しくなりました(爆)



・録音

多重録音や音の味付けバランスは、Audacityです。
プラグインとかは入れてないです。


もっと時間かけて緻密に編集すれば、リズムずれとかも直せるのでしょうけど、せっかく自分で弾いたんで、そこまではやりませんでした。

やっぱりPCでの作業って、ちょっと面倒ですね(音楽モードから抜けちゃう)。

これは、やはりMTRか。。。
あぁ、物欲が止まらない(笑)

ゆくゆくは、1人で「こういうこと」もやってみたいのですけどねぇ。。


えーっと、多重録音は、出来上がってみるとやっぱり楽しいです。
ですが、どうもPC操作とギターとの行ったりきたりでキモチの切り替えが大変。
なんか、ギターやってるのかパソコンやってるのか、みたいな(笑)

さて、次はソロギター曲練習しよっと。

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2014年10月13日月曜日

【ピックアップ自作編その7 ふりすく2号】


時間を巻き戻して、別のSNSに書いてあった夏のライブに向かってのピックアップ取り付け&プリアンプ選定までの紆余曲折(?)を書き写しております。
ここまでの流れはコチラ

==4月13日(ライブ3ヶ月前)==


 自作コンデンサーマイクのWM-61A&ふりすく1号改
こんな部品むき出しでは、断線しそうでライブではちょっと使えないぞ。

と、いうことで、追加部品もキチンと中に収めた2号機を作る。


1号機で回路の方はもう出来上がってるので、回路設計は必要なく工作のみ。


■新発売(復刻かな?)のオレンジを買ってきて




■まずは、ざっくりと部品を置いてみて、配置を考える。
1号とは置きかたを変えてみる。
うん、収まりそうだ。


■フリスクケースの壁を切り落としたり穴をあけたり。
ちょうどイイ大きさに基板を切って。
実はここまでの作業が一番大変。
カッターとかヤスリとか、面倒な作業です。


■基板の表面に部品を配置





■間違えないように裏面を配線して
あぁ、きたない…




■ケースに取り付けて、可変抵抗やジャックへの配線して





■電池とノブを付けて中身はできあがり





 

完成!?





あ、あれ??
ちょっと・・・・


↓拡大




ケースにきちんと
収まりませんでした(ToT)/



ちょっとだけ、
ちょっとだけです。

部品を貼り付けた両面テープの厚みを読み違えたようです。

だ、大丈夫。音はいっしょです(笑)


1号2号そろい踏み
進歩がみえますね(笑)




==ここまで==

ライブまで、あと3ヶ月ちょっとなのに、まだこんなことを(笑)
流石にこれで完成だと、このときは思っていましたが、
実は……(爆)



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2014年10月9日木曜日

【ピックアップ自作編その6 2種ブレンド音比べ】




時間を巻き戻して、別のSNSに書いてあった夏のライブに向けてのプリアンプ選定&ピックアップ取付の付与曲折(?)を書き写しております。
ここまでの流れはコチラ

==3月25日(ライブ4か月前)==


ってなわけで。。。。


いろいろと紆余曲折したのは全てこのためと言っても過言じゃない(笑)


いっちばんやりたかった

『ピックアップ2種のブレンド』


である。 


ようやくたどり着いた(笑) 


問答無用で録音を聞かせるのである。。。 



■ふりすくちゃん1号改単体

まずはコイツが基準になるので、改めて自作の「WM-61A & ふりすく1号改」単体の音(レベルを少し見直して)。




ふむ、、、 
「生っぽさ」は当然あるわけだが、 
「芯」がないっていうか、パンチが無いっていうか。。。。 
ローカットフィルターで低音をガッツリ削った結果、高音の「シャラシャラ感」だけが残ったという感じ。





■ブレンドその1:【ふりすく1号改+RARE EARTH SINGLE 】

マグネチックとコンデンサーマイクの組み合わせ。 



タッピングハーモニックスは見事に鳴るけど、やはり中低音は「ブーミー」というのかな? あとスリーフィンガーのとこの1弦2弦のエレキっぽさがやっぱり気になる。。 
バンドの中で埋もれずにアコギを出していくんだったらベストチョイスになるような感じがします。 





■ブレンドその2:【ふりすく1号改+ARTEC A1-OSJ 】

貼りピエゾとコンデンサーマイク






まっ、これでしょ(笑) 

すこーし派手さや力強さに欠け気もするけど、自然なイイ響きだ。 
これを基準に、プリアンプで色々と調整して各曲ごとの音作りに進もう。 

ってか、もうコレ以上追い込むと、また何か買ってしまいそう(笑) 



戯れに、この組み合わせにA3内蔵エフェクターもちょっとだけ試してみた。 




ねらいすぎ?? 
リバーブって、どの程度かけたらいいのか全くわからんのですが大丈夫かオレ?(笑)






■ものは試しで【RARE EARTH SINGLE+ARTEC A1-OSJ 】

マグネチックと貼りピエゾ



せっかく自作した「WM-61A & ふりすく1号改」を使わないパターンも一応試すだけは試しておく。
えーっと多分、押尾コータローさんとかは大体このタイプに入るのかな? 

前半と後半でA3への入力をひっくり返してる。
この組み合わせのどっちかが一番いいって人も多いんじゃないかな。。。

UME的にはやっぱりコンデンサーマイクが入っていないと、人工的な感じが強めに出ちゃうので、今回のライブとしては却下ですねぇ。。。
「ボディ叩き」の入ったソロギターでグイグイ押していくならコレが一番「音が際立つ」んだろうなぁ。





==ここまで==


まっ、自分はきっと「コンデンサーマイク+貼りピエゾ」だろうなと薄々気づいてはいたんですけどね(笑)
こうしてちゃんと録って比較してみて納得できたのは良かったです。

いい加減、機材よりも曲のアレンジをやらなくちゃという焦りが、そろそろ出始めています。
本番まで4か月を切ったところです(爆)




↓「練習帳」方面の皆さんにならって、私も参加してみました。
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2014年10月2日木曜日

【366日 /HY】





ピックアップの自作編は、ようやく佳境を迎えておりますが、この辺で夏ライブ音源をもう一曲。
1曲目のSUN SUN SUN'95 /ウルフルズを元気よくやった後の2曲目は、しっとりと『泣かす系』の曲になりました。


「HY」というグループは知っていたものの【366日】というこの曲は、ボーカルから「歌いたい曲がある」と言われるまで聞いたことはありませんでしたが、グッとくる良い曲ですねぇ。
初めて聞かされた時に、ウルっと来たのはホントです。

1曲目で『一五一会』を弾いた彼女がメインボーカルを務め、カミさんがコーラスとピアニカ、私がアコギという編成で演っています。







「ソロギターのテクニックで弾く伴奏」的な楽譜と、購入したバンドスコアを分解して、なんとかソレっぽく仕上がるようアレンジしました。
簡単そうに見えますが意外に厳しかったです(笑)
特にイントロのメロディー入りのアルペジオ部分は、かなり練習が必要でした。

とにかく「ボーカルがしっかり歌い上げられるように」という思いが強かったので、コードに無い音符があって歌いずらいところでギターで音程を迎えに行くとか、歌の邪魔にならないように弾く弦を変えるとか、テンポが少し遅いと雰囲気は出るが息が続かないから少し早めに弾こうとか、意外に色々と工夫してギター弾いてるんですよ(笑)


そして、メインボーカルの歌いグセまできっちり合わせながらの見事なハモリと、かなり「唄ってる系」のサックスパートを上手いことコピーしたピアニカを両立してくれたカミさんは「サスガ」といったところ。


こういう曲なので、アコギのリバーブをやや深めにしたのはアリだったかと思うものの、もう少し「優しく」弾けなかったかな。ときおりアルペジオのバランスが崩れて強い音が入っちゃってるのが、少しの反省です。

まっ、そうは言っても、これだけボーカルがしっかり聞こえていれば十分。。。ですよね(爆)

さすがに私は演奏しながら泣きはしませんしたが(笑)



ちなみに、この演奏を聞いて涙ぐんだお客様もいたとか居なかったとか…